新年のご挨拶(令和3年元旦) 理事長 波田 順次
明けましておめでとうございます。謹んで皆様方に新春のお慶びを申し上げます。皆様方の多大なるご支援・ご協力のおかげで、無事新年を迎えることが出来ましたことを感謝申し上げます。
さて、昨年は新型コロナウィルス感染症が猛威を振るい、様々な分野に極めて大きな影響を及ぼしました。私たちの生活も多くのことで制約を受けるようになりました。
当「みずほ園」では、ご高齢の利用者様、基礎疾患を抱えている利用者様が集団生活されており、感染すると生命の危機もあるため、利用者様の命と健康を第一に考え、強い危機感を持って考えうる感染症防止対策を講じて参りました。
その一環として、感染症防止対策にご理解・ご協力して頂いた上で、やむを得ない事情がある場合を除き、“外泊日数は1泊2日”、“施設内の面会は2階会議室”などの対応をお願いしているところです。今後、同ウィルスの感染拡大の更なる懸念が生じた場合、また、行政よりの通知(要請)がある場合は、最悪、“外泊中止・面会中止”等をお願いせざるを得ないこともあり得ます。利用者様、保護者の皆様方には多大なご迷惑・ご不便を今後もお掛け続けますが、何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。
当「みずほ園」では、行動障害などによる知的障害者支援におけるリスク要因に加え、高齢化の進展に伴う心身機能の低下や疾病は様々な事故に繋がるリスク要因の増大を招いています。徹底的に日々の業務に問題がないかを不断に確認し、改善して参る所存です。
コロナ禍の中で、創意工夫と心のこもった細やかな対応をして、支援の充実を図るとともに、危険防止、事故防止等リスク管理を一層徹底して、利用者様一人ひとりが楽しくいきいきと安全で安心して暮らし続けられるよう、職員一同、常に向上心と緊張感をもってこれからも日々業務に“心を一つ”にして邁進して参る所存です。今後とも皆様方の一層のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、一日も早い新型コロナウィルス感染症の終息と、皆様方にとりまして本年が素晴らしい年でありますよう心からお祈り申し上げて、新年のご挨拶とさせて頂きます。